シリーズ第3回目となります。
この連載記事は、私の身近に実際にあった複雑な男女の悲哀をお話ししている体験談です。
私たちの店舗に配属された、スミレちゃんというかわいい新入社員の、枕営業とも言えるハニートラップに振り回された、悲しい男たちの実話です。
前回からの続きで、私かわぐちしょう子が執筆担当します。
配属されて1年ほど経った頃、スミレちゃんは突然の発表をしたのです。
同じ社内の別店舗のバツイチ店長との結婚。
そしてすでに妊娠していると言うのです。
ここからスミレちゃんは周囲の不満を募らせるような行動が増えていきます。
↓前回の記事はこちら↓
枕営業のかわいい女①【体験実話】彼女は美しい食虫植物
1:社内婚の離婚者同士での再婚ってアリ?
スミレちゃんの結婚相手は、社内の別店舗である桜台店のN嶋店長です。
N嶋店長はバツイチで子供が1人いますが、別れた奥さんのM美さんがそのお子さんの面倒を見ています。
そしてなんとN嶋店長の上司であるY田課長とその別れた奥さんM美さんは、1年ほど前に再婚しました。
Y田課長もまたバツイチでした。
離婚後に子供2人を、別れた奥さんT子さんが引き取りました。
ここで登場した5人の登場人物(スミレちゃん、N嶋店長、M美さん、Y田課長、T子さん)は皆、同じ会社の同じ店舗エリアで働く人たちだったのです。
2:育った家庭環境が男の好みに影響?
こうして文字にして書いていても、登場人物たちが複雑な相関関係です。
分かりやすいように努めて表現していきますが、どうかよく人物を整理しながら読んでください。
Y田課長の元奥さんT子さんはすでに会社は退社していていますが、他4名は会議や、研修などで顔を合わせることが頻繁にあるでしょう。
どこでも同じだと思いますが、職場でこのようなプライベート情報に詳しいゴシップ好きの人たちがいます。
そのような情報通の人からこの社内ゴシップ話を聞いたとき、なんでみんな身近にいる異性ばかりに手を出すのかと、私はホトホト呆れてしまいました。
少し前に、スミレちゃんの好みの男性タイプは、結構年齢が離れている年上が好きだと、私は本人との雑談から聞いた事がありました。
それを聞いて私は、スミレちゃん自身が生まれ育った家庭環境が影響しているのではと感じました。
スミレちゃんの実父は早くに亡くなり、その後、実母は再婚しているそうです。そんなことからスミレちゃんは独立してからはあまり、実家にも顔を出してないそうです。
スミレちゃんの旦那さんとなったN嶋店長も、10歳以上離れた年上男性です。
彼女の心中に男性に対して、どんな想いがあるのかは分かりませんが、お父さんのような、「無償の愛と安心」を求めているのかなとも私は勝手に思いました。
3:養育費支払いのスクランブル交差点

つぎはこの話の登場人物たちの「お金」に関する問題です。
Y田課長は元奥さんのT子さんにお子さんの養育費を支払っています。
そしてスミレちゃんの旦那さんN嶋店長は、元奥さんのM美さんとY田課長夫婦に自分の子どもの養育費を払っているのです。
それぞれ事情があるにせよ、正直アホらし過ぎて笑えません。
しかし、今スミレちゃんが授かった小さな命にはまったく罪はないので、どんなバックグラウンドでも幸せな家庭を築いてもらいたいと思います。
そうこうしているうちにスミレちゃんのお腹も大きくなり、いよいよ産休に入りました。
スミレちゃんは無事に出産し育休に入ったのもつかの間、その後、ほどなく2人目の子供を授かり、あっという間に2人の母親になりました。
4:育休からの復帰と周囲の反感
スミレちゃんは2人目の育休中にも何度か店舗に家族で遊びに来ました。
その時の彼女の印象は、ちょっとぽっちゃりしたものの幸せそうでした。
私にはスミレちゃんたちはごく普通の4人家族に見えましたね。
スミレちゃんは2人の子供を保育園に預け、2年ほどで現場復帰してきました。
出産でぽっちゃりしていた体型は元に戻り、独身の時と変わらないルックスでした。
そして、さらに成熟した大人の女性としての魅力が出てきたように感じました。
女の色気です。
その当時スミレちゃんの子供たちは、上の子が1歳半で下の子が8ヶ月というぐらいです。
幼い子供の体調は安定せず、度々、保育園から電話が来ては仕事を早退しました。
欠勤も度々ありました。
店舗のみんなも仕方ないと思ってはいるのですが、週の半分は欠勤となると、スミレちゃんに対する周囲からの風当たりは次第に厳しくなっていきます。
私たちの店舗はスミレちゃんの復帰のために、オペレーションが変更になり正社員は3人体制となっていました。
店長と、夜の営業の為の社員と、9時~17時出勤のスミレちゃんです。
この体制は、スミレちゃんが子供の体調の都合で欠勤が多いので、店長と別の社員がそれをカバーする形となっていました。
私たちパートの面々も、子育ての大変さは経験してきていてわかるので、出来る限り協力してきました。
しかし、その状況を良く思っていない人たちは徐々に増えていたと思います。
この時期の店長が、スミレちゃんが新卒入社時代の元上司でしたので、スミレちゃんを可愛がっていることが周囲にも知られていました。
なので、エリア店周辺と所属店舗の従業員たちからのスミレちゃんへの不満の火消しをしていたのではと思います。
今後の話を分かりやすくするためにも、この時期の店長を斎藤店長とします。
しかしこの後、店長が次々に交代することになるのです。
つづく
(記事 かわぐちしょう子)
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