先日ヤフーニュースが特集を組んでリリースした記事が気になったので、ここでも取り上げて紹介していきます。
それはどんな記事だったかというと、卵子を凍結保存して将来受精させようというまるでSF映画のような試みを書いたものです。
あらためてどうも、恋愛マスターのあたりめです。
今回は女性の出産リミットについて考えてみますが、私のかなり偏った思考で批判も恐れず本音を書いていこうと思います。
卵子を冷凍・凍結保存するには20万円~100万円の費用がかかるようですが、将来子どもを授かりたいと思う人にとっては「お金を払ってでも」という気持ちなのは理解できます。
1:女性だけに与えられた特権が出産だ
私は、「女性の本業は母親業である」と言いたい。
しかし母親になるには出産適齢期のような期限付きで、女は生鮮食品並みに期限が短いのです。
人間は命を授かったときに「女」か「男」かのどちらかに分類され、すでに役割が与えられています。
これは私の個人的な思想ですから、誰かに押し付けるものではありません。
女は「子を産み育てる」
男は「女と子供を養い守る」
その原則的な役割において、女性の年齢的期限の広がりを持たせるのが、今回のヤフーニュースの内容です。
あなたも自分の卵子凍結保存に興味がありますか?
現状において子どもを授かることができない人にとっては本当に切実な問題なのです。
2:広がる女性の選択肢
今回私が気になった、ヤフーの特集記事のタイトルは
【希望だけをもたせる技術は提供できない──広がる卵子凍結、その可能性と課題 #卵子凍結のゆくえ】です。
「卵子の老化」が30代後半女性の不妊の要因に大きくかかわっていることが近年では一般的に知られています。
その施術を望む女性は、以前は高所得層に限られていたものから、近年では一般に悩みを持つ女性へと広がりを見せているのだそうです。
すごくイイことじゃないの、と思いますよね。
しかしこの状況に懸念を示す専門病院があるようなのです。
以下に京都府で最も分娩数が多く婦人科疾患の治療も数多く手掛けている足立病院(京都市)の胚培養士長、小濱奈美さんの話を引用します。
足立病院は、100年以上の歴史を持ち、不妊治療も1996年から行っている。専門の生殖医療センターも設置しているが、卵子凍結は医学的適応に限っているという。小濱さんが続ける。 「私自身、30年以上の経験の中で、がん患者などの凍結卵子からの胚培養(=卵子と精子を授精させて母胎内で育てること)を7回行う機会がありましたが、凍結卵子が無事に育って出産に至ったのはこれまで1回しかありません。凍結卵子を着床させるまでには、融解、授精、子宮への移植というステップをクリアしなければなりませんが、例えば8個の凍結卵子を融解して、すべて生存するケースもあれば、半分しか生存しない場合もあります。また、生存しているように見えても、凍結、融解という過酷な過程で核が傷ついているかもしれず、授精させてみないとわかりません。そうした自分の経験や、よそでの成績を見ても、凍結卵子を出産につなげるのは現状の技術では容易ではないという実感があります」
引用元:ヤフーニュースオリジナル特集記事 【希望だけをもたせる技術は提供できない──広がる卵子凍結、その可能性と課題 #卵子凍結のゆくえ】
https://news.yahoo.co.jp/articles/aea9faca869798b84951a22cd435fde376a7ae59?page=2
3:富裕層じゃないと子どもも産めない?
この記事の中で胚培養士長の小濱さんは、凍結卵子から出産に至った成功事例は7回中わずか1回だったと言っています。
今の技術では「卵子の凍結」が「確実な妊娠」につながるものではないので、患者さんに誤解を持たれては困ると訴えています。
「自分が若い時に凍結した卵子だから大丈夫だ」という認識は誤解だから、そんな気持ちで治療を受けて欲しくないというのです。
やはりまだ医療も化学もSF映画の世界には追い付いていないのです。
相当な富裕層にしか、うまくいくかどうかわからない治療に百万円単位の費用を何回も払い続けることはできないですよね。
実際に「卵子の冷凍保存に」かかる費用は、採卵から凍結保存まで数十万円から百万円以上なのだそうです。
次に毎日新聞の記事を引用しますね。
全国の自治体で初めて千葉県浦安市が2015~17年度に、生殖補助医療の卵子凍結に公費を助成した事業で、将来に備えて34歳の時に助成を受けて卵子を凍結した女性(38)が今年、当時の卵子で出産した。
公的な補助事業で出産に至ったのは初めて。11日の日本生殖医学会で発表される。
これは浦安市が少子化対策で行った補助事業の、成功事例のようです。
市は採卵・凍結にかかる費用と3年間の保管料を全額補助した。事業が終わった18年度以降は全て自己負担となっている。
同院関係者によると、3年間で市内在住の計34人が卵子を凍結した。その後、凍結卵子を使わずに自然妊娠した人もいるが、現在31人が保管を続けている。
引用元:毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20211110/ddm/001/040/111000c
少子化対策としての成果は現れるものではありませんでしたが、浦安市が行った政策はすごく良かったんじゃないかと思います。
だって、そんな非効率な少子化対策はどこの自治だってやらないですよ。
今回は上手くいって生まれた子どもは1人でしたが、ぜひこの補助事業をまた復活させて継続して欲しいものです。
国として取り組まない日本では、絶対に「少子化対策」に真剣に取り組んだ市町村が勝ち組になるでしょう。
4:卵子凍結保存の費用を知りたい
この卵子凍結にかかる費用についてもうちょっと調べてみました。
認定不妊カウンセラーの笛吹和代さんによると、一般的な卵子凍結保存には20万~50万円の費用がかかるそうです。
この金額の幅は使う排卵誘発剤の種類、使用量や回数によって差が出るようです。
クリニックによっても費用の差があるようで、しかも採卵費と保管費が別で請求される場合が多くそれもわかりにくい原因にもなっています。
何個の卵子を何日間保管するのかという選択で金額は変わってくるので直接病院に相談しないと、一律いくらとか相場はいくらとか一概にはいえません。
目安は20~50万円ですけど、例えば保存する卵子の数が10個で、年間10万円の保存料がかかる病院であれば5年で50万円、10年で100万円かかるというわけです。
この費用は保険適用にならないので、全額自己負担ということになるのです。
そこで浦安市が行ったような補助事業や、他にも福利厚生に費用の補助を取り入れる企業が増えていて、そのような制度を使って卵子凍結を望む女性の数も多くなっているようです。
5:まとめ
今回はまるでSF映画のような時空を超える遺伝子の話を書いてきました。
現在はまだ高い費用で低い確率でしかないようですが、女性が自分の若い時の卵子を冷凍保存してそこから出産までつなげる技術ができつつあるようです。
子どもを望みながら、様々な理由であきらめなくてはならない人たちを救う政策や事業が増えて欲しいと切実に考えています。
ではまたお会いしましょう。
